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はっこね~のやっまは~、て~んか~のけ~ん♪

風が強く吹いている



走る才能に恵まれながらも故障で挫折したハイジ、監督の徹底管理や部内での関係に嫌気がさして飛び出した走。偶然の出会いから二人を中心に陸上と縁のないオンボロアパート「竹青荘」(通称アオタケ)の面々を巻き込んで、無謀にもたった10人で箱根駅伝を、それぞれの「頂点」を目指す。


毎年正月は駅伝三昧で箱根駅伝も当然見ています。
正直、最初目にした時に頭に浮かんだのが
「ちょ、ちょいまち。いくらなんでも元運動部と全くの文科系がいたら箱根駅伝どころか予選会すらでけへんやろ(滝汗)」
しかも1年弱で・・・。
確かにいくらかごり押しで都合のいい部分もあります。
しかし・・・久々に本読んで泣けたっ!
予選会通過時点でうるっ、ときて
「こりゃやばい、本番は絶対泣いてしまふ!」
最後の2章(箱根往復)は自宅にこもり、ティッシュ傍らに一気に完読。
10人の個性と葛藤、強さが上手い事書いてあります。


何年に一度かの読み応えのある良書でした。
日本画のようでいてしっかり話の流れを押さえたデザインのカバーも素敵です。

拓大予選会敗退ちなみに今年の予選会で拓殖大の模様・・・。箱根を目指す戦いも中々に熾烈なのです。(え~い、本にも名前出してあるからそのまま出しちゃえ!)箱根駅伝に出場している法政大、大東文化大陸上部に取材を申し込み、練習や夏合宿、記録会や予選会、もちろん箱根駅伝本番にまで密着した構想・執筆に6年の歳月をかけただけあって、全くの箱根駅伝初心者でも楽しめます。選手に走力を付ける練習方法や調整方法、予選会の内容と、インカレポイントの関係、選手の特性に合わせた配置、エントリー発表後の駆け引き、走行中の情報伝達、選手のプレッシャーと突然のアクシデントなどなど・・・。今まで知らなかった智識がたくさんあって参考になります。来年の箱根はこれをガイドブックに更に注視して見ようかなと思ってます(^^;しっかし・・・ハイジは最後まで大嘘つきの支配者だわ(陸上への想いの余り、と言えなくもない・汗)、走は出番寸前まで自分の想いに自覚無し。監督兼大家さんは結局最後まで大家さんでしかなかったし・・・アオタケの面子無茶苦茶(苦笑)。箱根の王者、六道大主将・藤岡が渋い。修行僧のような外見さそのままのストイックさ。しかし、かつての僚友ハイジを始めアオタケの面々をさりげなくフォローするあたりなんて憎いです。1890円は無駄になりませんぜっ♪
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椎名多紀

  • Author:椎名多紀
  • 京都在住の茶馬鹿です。
    美味しいお茶と茶菓子を求めて日々放浪中(笑)。
    なお、画像投稿は携帯で行っているため文章は後付けが原則(←開き直り!?)
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