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スカイ・クロラ

この作品の映画化が決まったと知った時には小躍りして喜んだ。
キャストがジブリ同様俳優起用と知って大いに落胆した。
日本アニメ界の巨匠、と呼ばれるらしい押井守氏の作品は見た事がない。

しかし制作がプロダクションIG、GONZO、マッドハウスなんで映像は期待できる。
結局CMで流れた戦闘シーンの見事さに抵抗できず見に行った(^^;
現物は期待以上の出来!じ、実写に見える(驚)。雲とか雨粒とか水面のリアリティも凄すぎ。

一応原作は一度読んだ事はある。
しかしいつ読んだか思い出せないんで未読とさして変わりなし(苦笑)。



ただ、
恐ろしく好き嫌いの分かれる作品だろうなあ(^^;
まず全く期待していなかった声優陣が予想に反して結構良かったりする。1番上手かったのが谷原章介(トキノ)。違和感なし!この先声優業も十分いけます。次点で栗山千明(ミドリ)。感情MAXの場面だけ声がブレたものの他は問題なし。主役のカンナミ役、加瀬亮は・・・この役に限ってはあれでいいんではないかと。ただ、他の作品であれだとただの棒読み扱いされること必至(^^;ヒロインの菊池凛子はですねえ・・・主要キャストで一人だけハズレです。ジブリ並です・・・・・(汗)。脇役に何気なく大ベテラン榊原良子氏がっ!家主思わず小躍り♪(ハマーンもこの方ですよ、念のため)押井氏の作品は知らないので、原作の森博嗣氏側よりの解釈となりまする。森氏の作品特徴として割とシュールな雰囲気で淡々と話が進んでいきます。ドッグファイトの激しさと人物同士のシーンのギャップに、ストーリー展開が物足りなかったり中だるみを感じる人もいるかもしれませんが、そこは森作品らしいなと感じたんで違和感無し。ショーとしての戦争が娯楽となっている世界。その戦いを見ることで平和を感じる大人。ショーとしての戦争に命をかける「キルドレ」と呼ばれる年を取らない子供たち。湾岸戦争の夜間射撃の映像を不覚にも「ゲーム画面みたい」と感じてしまった家主には改めて戦争から遠い位置にいる平和ボケ度を思い知らされたというか・・・紛争が続く地域では子供が銃を取る現実がある。ショーと化した戦争を眺めているだけの大人たちはある意味「戦争なんて関係ないや」と思いこんでいる人たちへの痛烈なメッセージではなかろうか。淡々と進んでいく展開が日常世界と現実との差を際立たせる効果になっているかな。決してドラマチックな話ではありません。ただし、静かに染み入ってくる類の話ではあります。戦闘で死亡しない限り永遠に同じ姿のまま行き続ける「キルドレ」。長く続く短調な時間を、トキノは娯楽に費やし、ミドリは混乱して悩み、クサナギは感情と記憶の帳尻を合わせようと苦しみ、記憶を変えることで世界に対応してきた(上手く表現できませんが・・・)カンナミは何かを変えようとして絶対的な存在であるティーチャに挑んでいく。何かを変えようとする人、置いていった人、置いていかれた人、それぞれの物語が切ない。何度か見るとさらに味わいの深くなる作品かな。改めて原作を読んでみるかな。他の4作品+公開前に出版された作品も合わせて。映画で変更されたラストシーンの意味もわかるかもしれないし。あ、音楽も中々によろしかったです。ディスクオルゴールのような音色で切なさ倍増。
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椎名多紀

  • Author:椎名多紀
  • 京都在住の茶馬鹿です。
    美味しいお茶と茶菓子を求めて日々放浪中(笑)。
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