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新たな潮流とベテランの融合

『江湖』(邦題:ベルベット・レイン)見てまいりました。

あまり香港映画を見たことのない人には物足りないかもしれない。
私としてもまあ・・・80点くらいかな。
何せ『インファナル・アフェア』の影響が無いとは言い切れませんしね。
でもこの映画には停滞する香港映画界に一筋の光というか、可能性を期待させてくれる空気がある。
『インファナル・アフェア』がベテランの見せた底力ならば、『ベルベット・レイン』は若手の見せる新たな潮流と言っていいかもしれない。

ストーリー的にはこれまで良くある香港ノワールのヒットマンもの。
黒社会の大ボスとその弟分。
大ボスを暗殺してのし上がろうとする2人の若きチンピラ。
この4人が軸となって話は進んでいくのですが・・・。



そう来るか!

そう見せるか!

そういうオチに持ってくるか!



目からウロコです。
かなり見所多し。ふふふ♪
映像はとても綺麗です。
あのハリウッド映画にはない艶のある濃密な夜の闇がたまんない。



監督のウォン・ジンボーはこの作品で商業映画デビューを果たした29歳(2004年当時)の新鋭監督。「最近の観客はほとんどが若い世代で黒社会への見方も変わってきている。だから若い監督を起用するのはごく当然のことだ」「彼は成熟と経験は無いが、大胆で自分のスタイルを持った新人だ」(プロデューサー・俳優 エリック・ツァン)さらに主演の一角、アンディ・ラウもアラン・タムと共に制作総指揮として名を連ね・・・多くの大物映画人のバックアップを受けてます。しかも脚本は香港城市大学の(芸術系とはいえ)学生、トウ・チーロン。彼女もエリック・ツァンが発掘してきた才能。新たな映画の可能性を探るベテラン映画人と、将来有望な若手映画人のコラボ。まだまだ未熟ではあるものの、両者が上手く融合した作品だと思う。若者が銃を入手するシーンとか、不器用ながら一瞬の恋に落ちる若者とかボスと弟分が襲撃される大雨の格闘シーンとかラストのボス&弟分、若者コンビがクロスするシーンとか↑個人的に好きなシーンでし。
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椎名多紀

  • Author:椎名多紀
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